マレーシア 永住権

マレーシアで永住権を取るには

厳密な意味での永住権はないが・・・

日本人がマレーシアの永住権を取得できるかと言えば、そういった制度はない。ただし、これは厳密な意味で永住権と呼ばれるものがないだけで、実質的にそれに近いビザはある。

これはMM2Hというマレーシアの退職者ビザで、20代でも取れるため、実質的な年齢制限もない。そのため、各国のように退職者世代だけが利用できるものでもない。

しかも、10年ごとに更新が可能であるため、このMM2Hビザはマレーシアの永住権に近い性質を持っている。違うのは、10年後の更新が保障されているわけではない点。制度が改正されることによるリスクは存在する。

それでも、外国の永住権(に近いビザ)を取得する上でのハードルが低いことに変わりはない。MM2Hの申請条件は、こちらのページを参照

億単位のお金が必要なわけではなく、年齢制限もない。ビザや永住権について調べるほど、こうした国は少ない。

私のように30代でリタイアメントビザが取れるのは一握りの国。まして永住権となれば、なおさら。

海外に住む権利を確保する戦略

将来的に、日本に何か起こった場合のカントリーリスクを想定すると、国外に確実に住める国を確保しておきたい。そのために、できれば永住権、少なくてもビザを持っておく必要がある。

たとえば、首都圏で大地震が起きて日本経済が壊滅的なダメージを負った場合、日本のパスポートの強さは消え去る可能性がある。日本人のように、ビザなしで多くの国に入れるのは世界でも特殊。それだけ信用があるということ。

その信用が損なわれたら、海外に出るのもハードルが上がるかもしれない。こうした可能性は現実に存在する。

そこで、私はマレーシアで永住権に近い性質を持つMM2Hビザを申請している。そして、35歳になった段階で、フィリピンのリタイアメントビザ、SSRVの取得年齢に達するので、こちらも取得予定。SSRVもフィリピンの永住権に近いビザ。

現在、マレーシアとフィリピンは外国人の受け入れを積極的に行なっているが、いつまで続くか分からない。タイがそうであったように、十分な人数の外国人を確保できた段階で、受け入れに消極的になる可能性は十分にある。

実際、マレーシアではMM2Hの申請条件を引き上げる、つまり資産や収入、預金額を上げるという噂を耳にすることがある。フィリピンにおいては、中国人や韓国人へのビザの発給には慎重になっているらしい。

こうしたことから、取れるうちに取っておくことに決めた。マレーシアとフィリピンの2つを持っていれば、どちらかの制度が変わっても、もう一方が永住権の性質を残す可能性はある。

永住権・ビザと住みやすさの関係

通常、永住権やビザを低いハードルで出す国は発展途上。そのため、住み心地は悪いことが多い。事実、先進国は基本的にビザを簡単に発行したりしない。

オーストラリアやニュージーランドも、必要な数の外国人を移入させてからは、ハードルを上げた。彼らとしても、これ以上は国民にとって利益ではないどころか、仕事を取り合ったりして害になると判断することになり、日本人にとって人気のある国に移住するハードルが上がっていく。

マレーシアについては、すでに環境はかなり整っている。日本ほどではないが、日本人が十分に住めるし、実際に移住の人気ナンバーワンに輝くことも多い。

ここまでの発展を見せている国では、いい加減に永住権やビザの積極的な発行を終わりにしてもいいところだろう。

そうなった場合、他に取得が用意な国を見つけたとして、治安やインフラが整っていない、整うまで10年以上かかる、という事態にもなりかねない。

こういった意味で、永住権の取得には先見性が必要になる。私もずっとマレーシアに住み続けるわけではないが、将来的な安心を得るためにも、いつでも住める国を確保するためにMM2Hを申請した。

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